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iPSで作った肝細胞、世界初発売へ

あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から作った肝臓の細胞を、バイオ企業「リプロセル」(横浜市)が来春、世界で初めて発売する。
 新薬の副作用検査で利用する製薬会社に向けたもので、現在輸入に頼っていた肝細胞が国内で入手できることになり、国内での新薬開発に大いに役立つと期待される。
 発売する肝細胞は、医薬基盤研究所(大阪府茨木市)が開発したもので、iPS細胞に3種類の遺伝子を組み込んで変化させた。価格は500万〜1000万個の肝細胞に、培養液などをセットにして、20万〜30万円の予定。
 人体に投与された薬は最終的に、肝臓で分解される。この際にできた物質が副作用を起こす恐れがあり、新薬開発では、人の肝細胞を使った、安全性確認が必須となっている。

2011年 12月19日 18時11分 提供元:読売新聞
タグ:科学 医療
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