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阿蘇にツル、4年ぶり飛来…1羽が居着く

熊本県阿蘇市小野田の水田地帯にナベヅル1羽が4年ぶりに飛来し、越冬している
 
同市では7月、九州北部豪雨で多くの犠牲者が出ており
農地の復旧・復興を目指す阿蘇土地改良区は「ツルの訪れは吉兆だ」と喜んでいる
 
地元住民によると、11月中旬に5、6羽が飛来し、うち1羽が居着いたという
居着いたのは幼鳥とみられ、田畑で餌をついばんだり、豪雨の爪痕が残る阿蘇の山々を背景に上空を飛んだりしている
 
日本野鳥の会熊本県支部の高野茂樹支部長によると
阿蘇では1970年代、十数羽のツルが飛来して越冬することもあったが、80年代以降は減少
2008年冬にナベヅル22羽が飛来して以降はゼロが続いていた
地元農家らでつくる阿蘇土地改良区では、ツルのデコイ(模型)を置くなどして再来を待っていた

2012年 12月11日 15時03分 提供元:読売新聞
タグ:阿蘇 ツル
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南極観測船、今季も接岸は困難…備蓄燃料で生活

今季の南極観測を指揮する渡辺研太郎・第54次南極地域観測隊長(国立極地研究所教授)は
12日の記者会見で、観測船「しらせ」の昭和基地周辺への接岸は
分厚い氷の影響により、昨季に続き困難との見通しを示した
 
しらせは11日に東京・晴海ふ頭を出港
オーストラリアで観測隊員を乗せた後、来年1月初旬までに停留場所への到着を目指す
 
しらせは今年1月、同基地付近の氷や雪の影響で18年ぶりに接岸を断念
基地から約20キロ離れた地点から物資を輸送したが
基地で使用する燃料を予定の6割弱しか運べず、隊員らは備蓄用の燃料で生活している
渡辺隊長は「しらせがどこまで基地に接近できるかが鍵だが、今後の観測に影響がでないよう、物資輸送を着実に行いたい」と話した

2012年 11月12日 21時08分 提供元:読売新聞
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最も近い恒星系に地球大の惑星…研究チーム発見

スイスのジュネーブ大などの国際研究チームは、私たちの太陽系に最も近い恒星系「ケンタウルス座アルファ星」で、地球ほどの大きさの惑星を見つけたと発表した
 
英科学誌「ネイチャー」電子版に18日掲載される
恒星のすぐ近くを回っており、生物が存在できる環境ではないという
 
ケンタウルス座アルファ星は、恒星が3個ある三重連星系で、地球から約4光年しか離れていない
欧州南天天文台が、星の光の波長変化を調べる高精度惑星探査装置をチリのラ・シヤ天文台に設置して観測した結果、3個のうち「B星」のそばに、重さが地球の1・13倍ほどの惑星が見つかった
恒星との距離は、地球―太陽の距離の25分の1で、3日強の周期で公転しているという
 
最も近い恒星系でも地球大の惑星が見つかったことで
研究チームは、いずれ生物が住める環境を備えた地球大の惑星も見つかる可能性があると期待している

2012年 10月17日 11時49分 提供元:読売新聞
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捕獲ジンベエザメ死ぬ…台風で網が体に絡まる?

石川県七尾市の「のとじま水族館」は2日、「サザベエ」の愛称で親しまれたオスのジンベエザメが死んだと発表した
 
体長5・8メートルで、さらに大きくなると、水槽から出すことができなくなるため
9月20日に海のいけすに移して自然に帰す予定だった
だが、台風17号の影響で、いけすの網が体に絡まり衰弱死したとみられるという
 
水族館によると、1日午後、職員が潜水したところ、網に絡まっているサザベエを見つけた
呼吸はあったが動かず、2日午前に死んだのが確認された
 
2010年に七尾市沖で捕獲されたサザベエは優雅に泳ぐ姿が人気を集めた

2012年 10月02日 22時19分 提供元:読売新聞
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自らが燃え尽きる姿を撮影へ…「こうのとり」

宇宙航空研究開発機構は13日、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を運んだ日本の無人補給船「こうのとり(HTV)」3号機が、ISSからの分離時に衝突を回避するため、予定とは異なる軌道に入ったと発表した。
 
星出彰彦宇宙飛行士が滞在しているISSやHTVの安全性に問題はなく
予定通りに14日午後、大気圏に突入するという
 
宇宙機構によると、HTVはロボットアームで切り離される際に勢いがつき、ISSに接近しすぎる可能性があった
HTVは異常を自動検知、急きょ安全な軌道へと移動したという。今後、当初の軌道に戻る
 
今回、初の試みとして、特殊なカメラ「アイボール」で機体の最後の様子を撮影する
HTVは高度120キロ・メートルで大気圏に突入後、高度78キロ・メートルで機体が大きく壊れ
同65キロ・メートルでHTV内部に搭載した直径約40センチ・メートルのアイボールが飛び出し
HTVが燃え尽きる姿をとらえる予定
 
アイボールはパラシュートを開いて南太平洋に着水し、温度変化や撮影のデータなどを衛星通信で送る
データは地球に荷物を持ち帰る往還機などの開発に役立てる

2012年 09月13日 15時19分 提供元:読売新聞
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iPSで作った肝細胞、世界初発売へ

あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から作った肝臓の細胞を、バイオ企業「リプロセル」(横浜市)が来春、世界で初めて発売する。
 新薬の副作用検査で利用する製薬会社に向けたもので、現在輸入に頼っていた肝細胞が国内で入手できることになり、国内での新薬開発に大いに役立つと期待される。
 発売する肝細胞は、医薬基盤研究所(大阪府茨木市)が開発したもので、iPS細胞に3種類の遺伝子を組み込んで変化させた。価格は500万〜1000万個の肝細胞に、培養液などをセットにして、20万〜30万円の予定。
 人体に投与された薬は最終的に、肝臓で分解される。この際にできた物質が副作用を起こす恐れがあり、新薬開発では、人の肝細胞を使った、安全性確認が必須となっている。

2011年 12月19日 18時11分 提供元:読売新聞
タグ:科学 医療
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平泉と小笠原、世界遺産へ…国内16件に

岩手県平泉町の中尊寺などから成る文化遺産「平泉」と
東京都小笠原村の自然遺産「小笠原諸島」について
国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の諮問機関が世界遺産登録を勧告したと、文化庁と環境省が7日発表した
6月19〜29日、パリのユネスコ本部で開かれる世界遺産委員会で正式決定される見通し
 
登録されれば、国内の世界遺産で
文化遺産は原爆ドーム(広島)や石見銀山遺跡(島根)などに続き12件目
自然遺産は白神山地(青森・秋田)や屋久島(鹿児島)、知床(北海道)に続く4件目となる
 
平泉は2008年に登録が見送られており、再挑戦だった
東北初の世界文化遺産となる見通しで、被災地に朗報となった

05月07日 14時04分 提供元:読売新聞

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1214

バナナで花粉症改善?マウス実験で効果

バナナを食べると花粉症が改善される可能性があることが
東京理科大の谷中昭典教授らの動物実験で分かった
 
バナナの成分が免疫バランスを改善し、アレルギー症状を抑えるらしい
大津市で開かれた日本機能性食品医用学会で、12日発表した
 
谷中教授らは花粉症のマウスに、1日約10グラムのバナナを3週間与え、通常のエサを与えたマウスと比較した
その結果、バナナを食べたマウスは、アレルギーを引き起こす物質の量が通常食のマウスの半分以下に減り
花粉症になると増える白血球の一種「好酸球」の数も、正常マウスと同レベルまで減少していることがわかった
谷中教授は「マウスにとっての約10グラムは人間では3〜4本に相当する量だろう。人でも症状が軽くなるかを調べたい」と話している

2010年12月14日 00時05分 提供元:読売新聞
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日本にも氷河か…立山の雪渓、氷塊の移動確認

富山県の北アルプス・立山の雪渓が、氷河である可能性が高いことがわかった
温暖な日本に氷河は残っていないと考えられていたが
立山カルデラ砂防博物館の研究チームが、雪渓内の氷塊が氷河のように移動していることを確認し、発表した
 
氷塊は、立山の主峰・雄山(おやま)(3003メートル)東斜面の御前沢雪渓にあり
長さ700メートル、幅は最大200メートル、厚さは同30メートル
 
氷河は1年中解けず、自らの重みで変形したり岩盤の上を滑ったりして、長い間移動し続けているものを指す
チームは昨年、氷河でよく見られるマンホール状の深い穴を御前沢雪渓で発見
今年8〜10月に全地球測位システム(GPS)で観測したところ
氷塊が約1か月で6〜30センチ動いていることがわかった

2010年12月01日 14時19分 提供元:読売新聞
タグ:氷河 富山 自然
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「はやぶさ」の奇跡、研究者もガッツポーズ

奇跡的な帰還に続き、小惑星イトカワの粒子の採取に成功した探査機はやぶさ
 
プロジェクトにかかわってきた科学者たちは、文部科学省で16日に開いた記者会見で、世界初の快挙に喜びをあふれさせた
 「帰還しただけでも夢のようだった。今回の発見は、その夢を超えた」
プロジェクトを率いてきた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授は、うれしさをかみしめるように語った
 
打ち上げから7年
60億キロ・メートルの旅路を終えたはやぶさが持ち帰ったカプセルからイトカワの粒子を探す作業は困難の連続だった
 
宇宙機構の藤村彰夫教授は、帰還直後の6月にカプセルを開封した際、真っ青になった
「肉眼では何も入っていないように見えた」
光学顕微鏡で丹念に探しても、見つかったのは、0・01ミリ・メートル前後の粒子60粒ほどだった
 
「もっと小さい粒子がたくさんあるはずだ」
藤村教授らは、0・001ミリ以下の粒子も判別できる電子顕微鏡を使って、さらに小さな粒子の回収にかけることを決定
フッ素樹脂の特殊なへらで試料容器内部をこすり
10月以降、電子顕微鏡による観察を始め、岩石質の粒子を数多く回収したことを実際に確認した
「見つけた粒子の数が増えていくうちに、手応えが出てきた」と、藤村教授
「地球にはない結晶構造を見つけた際には思わずガッツポーズが出た」と
分析を担当した中村智樹東北大准教授は振り返った

2010年11月16日 14時05分 提供元:読売新聞
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