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弥生の足跡くっきり、木の周り歩いた森林跡出土

奈良県御所市の中西遺跡で、弥生時代前期(約2400年前)の森林跡が出土したと
同県立橿原考古学研究所が4日、発表した
 
森の広さは約3000平方メートルで
ヤマグワ、ツバキ、オニグルミ、栗など22種類の樹木約200本(直径2センチ〜1メートル)が立ち並ぶ
大洪水の際、一気に土砂で埋もれたとみられ
弥生人が木の周囲を歩いた足跡が、くっきり残っている場所もあった
1〜1・5メートルの土砂に埋まり、真空パックのように残ったらしい
 
北側に隣接して水田跡約1700平方メートルも見つかった
これまでの調査と合わせると水田跡は合計1万7000平方メートル以上で全国最大規模
現代の里山に似た風景が復元でき
同研究所は「森と共生し、農作業にいそしんだ弥生時代の人々の暮らしがわかる」としている

2010年08月04日 21時03分 提供元:読売新聞
タグ:奈良 弥生 遺跡
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